とら紀行

雑記ブログのとら紀行です。海外旅行が好き。不動産投資が副業。節約や映画もときどき。

陸マイラーのPASMO定期券比較②

PASMO

陸マイラー視点でPASMO定期券を比較してみました。

 

 

 

以前の記事

半年ほど前、こんな記事を書きました。

mawase.hatenablog.jp

 

この記事では、以下の2つのカードを比較しています。

結論としては、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」を利用することとしたんですが、半年ほど経って定期券の期限が切れるので考え直してみたところ、どうも間違っていたようです。

そんなわけで、改めて比較します。

 

前提条件

今回、前提条件も少し変わります。

前提その1:比較対象

前回の記事と同じく、比較対象はこの2枚のカードです。

 

前提その2:カードはどちらも保有する

前回の記事では、どちらを保有すべきかという考え方もあったのですが、今回の記事ではどちらも保有しておくことを前提とします。

 

その理由はそれぞれ以下の通りです。

詳しい根拠の説明は他の方のブログ等に譲ります。(丸投げ)

 

前提その3:PASMO定期券としてはどちらか1枚のみを利用する

比較対象となるPASMO定期券は、一方が東急、一方が東京メトロに絡んでいます。

そのため利用する場面によって切り替えた方が得になる場合もありえます。

しかし、PASMOを2枚持ち歩いて場面によって切り替えるというのは、あまりにも面倒くさそうなので、今回はどちらか1枚のみを利用する前提とします。

 

前提その4:マイル移行コースは5マイルコース・移行手数料なし

今回比較対象としている、PASMOつきのカードはもっぱら電車やバスのために利用し、通常の決済はもっと還元率のいいカードに任せます。

 

比較

前提条件を明らかにしたところで、いよいよ比較していきます。

比較の観点はこの3つ。

  • 定期券購入した時に貯まるマイル
  • オートチャージした時に貯まるマイル
  • 乗車の際に貯まるマイル

 

比較観点その1:定期券購入

まずはPASMO定期券を利用する上で一番大きな金額を占めるであろう定期券購入から考えます。

 

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

カード発行会社のポイントとして、定期券購入額に対し、三井住友VISAカードのワールドポイントが0.1%貯まります。

ANAのマイルへは1ポイントあたり5マイルで交換できるので、定期券購入額に対してANAマイル還元率は0.5%です。

 

また、鉄道会社側のポイントとして、年間10万円分までの定期券購入に対しては、TOKYUポイントが0.5%貯まります。

ANAのマイルへは1ポイントあたり0.75マイルで交換できるので、定期券購入額に対してANAマイル還元率は0.375%です。

 

合計としてはこうなります。

  • 年間定期券代10万円までについては、定期券代に対し0.875%のマイルが貯まる。
  • 年間定期券代10万円を超える部分については、定期券代に対し、0.5%のマイルが貯まる。

 

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

カード発行会社のポイントとして、定期券購入額に対し、JCBのOki Dokiポイントが0.1%貯まります。

ANAのマイルへは1ポイントあたり5マイルで交換できるので、定期券購入額に対してANAマイル還元率は0.5%です。

 

また、鉄道会社側のポイントとして、メトロポイントが0.5%貯まります。

ANAのマイルへは1ポイントあたり0.9マイルで交換できるので、定期券購入額に対してANAマイル還元率は0.45%です。

 

合計としてはこうなります。

  • 定期券代に対し0.95%のマイルが貯まる。

 

比較観点その1:定期券購入についての結論

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)の勝ち。

 

比較観点その2:オートチャージ

定期券の範囲外に出たとき等、定期券購入の次に大きな使い道になるであろう、オートチャージについて比較します。

 

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

定期券購入と同じく、カード発行会社のポイントとして、オートチャージ額に対し、三井住友VISAカードのワールドポイントが0.1%貯まります。

ANAマイル還元率は0.5%です。

 

オートチャージ自体に対し鉄道会社側のポイントは貯まりません。

 

合計としてはこうなります。

 

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

こちらについても、定期券購入と同じく、カード発行会社のポイントとしてオートチャージ額に対し、JCBのOki Dokiポイントが0.1%貯まります。

ANAマイル還元率は0.5%です。

 

やはり同じく、オートチャージ自体に対し鉄道会社側のポイントは貯まりません。

 

合計としてはこうなります。

 

比較観点その2:オートチャージについての結論

引き分け。

 

比較観点その3:乗車ポイント

電車に乗ること自体でポイントが貯まることもあります。

その点について比較します。

 

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード

乗ってタッチTOKYUポイントというサービスがあり、定期券の範囲外の東急線や東急バスに乗ったうえで、専用端末にタッチすればポイントがもらえます。

しかし、専用端末にわざわざタッチというのが面倒なので、今回無視してしまいます。

 

  • 乗車ポイントはゼロ。

 

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

メトロ側でも乗車ポイントの仕組みがあり、こちらの場合は専用端末にタッチするような面倒な作業は必要ありません。

定期券の範囲外の東京メトロ利用によりメトロポイントが貯まり、平日は5ポイント、土休日は15ポイントです。

それぞれマイル換算すると4.5マイル、13.5マイルとなります。

 

  • 乗車ポイントは平日4.5マイル、土休日13.5マイル

 

比較観点その3:乗車ポイントについての結論

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)の勝ち。

 

結論

3つの観点で比較しました。

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)が2勝0敗1引き分け。

ということで、PASMO定期券としては②ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)を利用しようと思います。

 

 

 

サグラダ・ファミリアの美しいステンドグラス【スペイン旅行記】

サグラダ・ファミリア聖堂内部

バルセロナに行ったら外すことのできない見どころ、サグラダ・ファミリアに行ってきました。

いろいろと語るべきところはあるんですが、今回はその内部を中心に紹介します。

(紹介という名のただの体験記です!)

 

 

 

入場まで

サグラダ・ファミリア入口

まずはサグラダ・ファミリアの入り口へ。

北西、生誕のファサード側にあります。

入場ゲートが2か所あったような気がしましたが、違いはよくわかりませんでした。

簡単なセキュリティチェックもされます。

 

中に入ると聖堂内部への入り口の右に、オーディオガイドをもらう場所への入り口があります。

まずはそこでオーディオガイドを入手しましょう。

そんなに広いところではないので、グループの場合は代表して1名が取りにくるようにと、係の人が交通整理しています。

 

生誕のファサード

オーディオガイドを聴きながらまずは、生誕のファサードを眺めます。

聖堂内部よりも生誕のファサード側の外の方が混んでいる気がしました。

 

サグラダ・ファミリア聖堂入口の柱の亀

入口両サイドの柱に亀が待ち受けています。

地中海側にいる亀は水かきがあって、山側にいる亀は水かきが無いと、オーディオガイドで言っていたような気がします。

装飾にすべて意味があると思うと、ガウディのこだわりを感じずにはいられないです。

 

塔に登る

サグラダ・ファミリアでは塔に登ることができます。

塔は2か所ありますが、どちらか一方を選んで時間を指定しての事前予約が必要です。

今回は、入場から30分後の時間を予約したので、生誕のファサードを眺めてから聖堂に入ったらまずはタワーへ向かいました。

 

タワー入場のチェックはやたらと時間に厳密で、早めに行っても時間ぴったりになるまでは入れてくれませんでした。

デジモン好きの自分は、初代デジモンワールドのファクトリアルタウンのガードロモンをふと思い出しました。)

なので、少しだけ聖堂内をぶらぶら。

 

サグラダ・ファミリア聖堂内部

サグラダ・ファミリア聖堂内部

軽くぶらついて適当にシャッターを切っただけでこの素晴らしさ。

たまらないです。

 

サグラダ・ファミリアのコインロッカー

晴れて時間になってタワーに向かうと、大きな荷物はコインロッカーに預けるようにと促されます。

何しろ高い場所で、荷物を落としたりしたら大変なことになるので、納得の指示です。

ちなみにこのコインロッカーですが、塔を降りてすぐに回収する必要はなく、サグラダ・ファミリアから退場するまでは預けておけます。

なので、重い荷物を持って見学したくない人は預けっぱなしにするのもいいんじゃないかなーと思います。

 

さて、エレベーターに乗りタワーに登ると、バルセロナの街を見下ろすことができます。

 

サグラダ・ファミリアから見下ろすバルセロナの街並み

碁盤の目の形に街が作られているのがなんとなーくわかります。

 

バカなのか煙なのか、自分は高いところが結構好きです。

そして高い塔からバルセロナの街並みを見下ろすのはとても気持ちよかったです。

 

さて振り返って、街じゃない側、つまり聖堂中央側も見てみます。

 

サグラダ・ファミリアの工事現場

サグラダ・ファミリアの工事現場

そこは正直言ってただの工事現場です。

ある意味面白いですが、人によってはなんの面白味もないかもしれません。

 

サグラダ・ファミリア完成後は見られなくなる光景なので、貴重といえば貴重ですが、いかんせん工事現場に対しては、なかなかありがたみを感じることができませんでした。

建物のできたての部分が妙にきれいなのがなんだかシュール。

 

サグラダ・ファミリアから入口を見下ろす

今回登った生誕のファサード側の塔からは、サグラダ・ファミリアへの入場に並ぶ人々を見下ろすことができます。

見ろ!人がゴミのようだ!

 

塔から降りるときは階段を使います。

途中、方向指示の看板がなかったもので、降りるべきところを登ってしまいました。

そして結局何もなく折り返す。

帰りはひたすら下るだけだということを覚えておきましょう。

 

サグラダ・ファミリアの螺旋階段

アンモナイトのような美しい曲線を描く螺旋階段。

先に下に行っている人も同じような写真を撮ろうとしていたようで、ちょっと失敗。

 

ステンドグラス

塔から降りてくると、聖堂内部に戻ってきます。

 

サグラダ・ファミリア聖堂内部

塔からの出口のドアを出た瞬間から、さっそく美しいステンドグラスがお出迎え。

こんな鮮やかな虹色のステンドグラスは、他の教会ではちょっと見た覚えがないです。

サグラダ・ファミリアは、他の教会に比べると圧倒的に内部が明るい気がします。

 

サグラダ・ファミリアのステンドグラス

太陽光という自然の光で輝いているのだとは思えないほど美しいです。

さっきから美しいばかりでボキャブラリーが足りない!

 

サグラダ・ファミリアのステンドグラス

ステンドグラスも生誕のファサード側と、受難のファサード側で色合いが異なります。

受難のファサード側は暖色系の構成。

この色にも何かしらの意味があるとオーディオガイドで言っていた気がするのですがどうも思い出せません。

これはもう一度サグラダ・ファミリアに行かなければ・・・!!

 

サグラダ・ファミリア聖堂内部

教会内部の柱の作りは、まるで深い森や海の底にいるかのようです。

人工物の中にいるのに自然の中にいるような感じ。

それもそのはずで、教会を設計したガウディは、建築に対するヒントを自然から得たのだとか。

このあたりはカサ・ミラの見学で知った知識です。

ガウディ建築を見学するなら、最初はオーディオガイドの充実したカサ・ミラがおすすめ。

 

サグラダ・ファミリア聖堂内部

場所によっては、風の谷のナウシカに出てくる腐海のなかにいるような感覚を覚えます。

人類が滅びてもサグラダ・ファミリアは残ってほしい。

 

サグラダ・ファミリアのステンドグラス

生誕のファサード側の寒色系ステンドグラス。

このあたりは海の中にいるかのようです。

なんでこんなに明るいのか。

 

ステンドグラスがどこをどう見ても綺麗です。

もはやボキャブラリー切れ。

もう褒め称える形容詞が思い浮かびません!

 

受難のファサード

ステンドグラスを堪能した後は受難のファサード側に出ます。

 

サグラダ・ファミリア受難のファサード

受難のファサード側には不思議な数字の並び。

この中から4つの数字を選んで足すと、その合計がイエスの享年を表す33という数字になります。

足し方のパターンは単純な縦横ななめだけではありません。

 

サグラダ・ファミリア地下博物館

33という数字を作るパターンの答え合わせ。

こちらはサグラダ・ファミリア地下の博物館で見られます。

 

受難のファサードを楽しんだ後は、地下の博物館を見学して通り抜け、最終的にはまた生誕のファサード側から退場することになります。

博物館を見ないで、受難のファサード側の出口から出ることもできますが、せっかくですし、博物館も見るのがいいかなと。

 

今のサグラダ・ファミリアの形ができるまでのプロトタイプ的な模型が見られました。

建築の技術や思想が進化していくようで面白いです。

建築史についての知識を持っておくと、各地の世界遺産をより楽しめるんじゃないかと思いました。

 

公園からの景色

サグラダ・ファミリアの生誕のファサード側の向かいには公園があります。

写真撮影の名所になっていました。

 

サグラダ・ファミリア外観

やはり立派ですね。

 

ライトアップされたサグラダ・ファミリア

時間に余裕があれば、夜のライトアップされたサグラダ・ファミリアに行くのもおすすめです。

 

ライトアップされたサグラダ・ファミリア

夜の闇の中に光輝く塔が浮かんでいて、本来の意味である宗教的な救いのようなものを感じます。

 

夜といえば、スリが多いとか治安が悪いとか言われるバルセロナなので、多少不安はあったんですが、結果としてトラブルの気配もなく、意外と治安はよかったです。

 

まとめ

以上、サグラダ・ファミリア紀行でした。

記事作成のために、現地で撮った写真を見直しましたが、それだけでもかなり幸せ。

眼福じゃ。

 

 

 

ロンダ・ヌエボ橋の夜景【スペイン旅行記】

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ヌエボ橋の夜景が綺麗だというので、スペイン旅行の際、ロンダに立ち寄りました。

 

 

 

ロンダとは

ロンダは、スペインのアンダルシア州にある小さな町です。

周囲を崖に囲まれていて、見所がたくさんあるというわけではないですが、意外と観光客がたくさんいます。

(行ったのが日曜だったからかも?)

 

この町の一番の見所は、町を分断する川の上にかかるヌエボ橋です。

18世紀に完成したらしいのですが、深い谷の上にどっしりと構えていて、よく作ったなというのが正直な感想でした。

 

崖の上の分断された土地のうち、狭い方が旧市街で昔からあるエリア。

広い方が後からできた新市街で、バスターミナルや鉄道駅もこちらにあります。

 

旧市街は端から端まで500メートル程度しかなく、こんな狭くてしかも崖の上の不便な場所によく住んでいたものです。

崖の下の方がよっぽど広くて水場も近いのですが。

天然の要塞的な扱いだったとしたら、もう少しそれっぽい設備も残っていないとおかしいような。

不思議なところです。

 

新市街には闘牛場もあります。

見学はできますが、現在は特別なお祭りでしか闘牛が行われない模様。

 

ロンダの風景

ロンダが崖に囲まれているという特徴は、ヌエボ橋に来るとよくわかります。

 

ロンダ・ヌエボ橋から

ロンダ・ヌエボ橋から

展望台のように町の外を見渡すことができ、町の外には村どころか民家もほとんどなく、遠くの山の麓まで草原が広がっています。

 

ロンダ・ヌエボ橋の夜景

夜になるとヌエボ橋はライトアップされます。

夜の闇の中に橋が浮かび上がって、ちょっと幻想的。

 

ロンダ・ヌエボ橋から

断崖絶壁に貼りつくようにレストランなんかもあって、ちょっと行ってみたかったです。

 

あいにく、ちょうどロンダで体調を崩したので、ちょっと写真は少な目。

 

ロンダへの行き方

ロンダへの主なアクセス方法は、列車かバスです。

バスの方が便が多くて便利なので、今回はバスを利用しました。

フエンヒローラから入り、1泊してセビリアに抜けるルートです。

 

ルートについては、某旅行会社のスペイン周遊プランを参考にしました。

詳しくは忘れましたが、そのプランだと1日でマラガ、ミハス、ロンダ、セビリアへ移動していたような。

個人ではとても真似できない。

 

フエンヒローラからは1日4~6便くらいで、所要1時間45分。

料金は8.99ユーロでした。(2017年4月)

 

ロンダからセビリアへは1日5~7便くらいで、所要2~3時間。

料金は12.64ユーロ。(2017年4月)

 

余談ですが、フエンヒローラからバスに乗る際、出発時刻になってもバスが現れないので、ちょっと焦りました。

乗れないとその次のバスは4時間後とかですし。

結局バスは20分くらい遅れてやってきまして無事乗れましたが。

フエンヒローラからミハスに向かうバスは時間ぴったりだっただけに、スペインのバスも時間通り来るものだと思っていました。

言葉がわからない状況で想定外のことが起こるとひやひやするものです。

 

フエンヒローラからロンダへの道中では地中海を眺めることができます。

じっくり楽しみたい人は左側の座席に座るといいかもしれないですね。

まあ、実際のったら結構空いていたので乗ってからでも座席移動できますが。

 

ロンダ・バスターミナル

ロンダ・バスターミナル

ロンダ・バスターミナル

バスターミナルは正面から見るとただのマンションみたいですが、バスが7台程度止まれます。

キオスク程度しかないので、食事は外で済ませましょう。

 

 

 

ミハスの風景と行き方【スペイン旅行記】

スペインアンダルシア州には、白い村と呼ばれる村が点在しています。

その中の代表的な一つ、ミハスに行ってきました。

ミハスへの行き方や、その風景を紹介します。

 

 

 

ミハスの風景

まずはミハスを風景写真で紹介です。

 

ミハスのお土産屋さん

お土産屋さん。

かわいいです。

 

ミハスの風景

この交差点を右に行くと、ミハスで最も美しいといわれるサン・セバスティアン通りです。

思いのほか人が少ない。

 

ミハスの風景

左の方が広々としていたので、そちらを先に散策。

白い壁に赤い花の鉢植えが映えます。

そんな景色がずっと続いていて気持ちいい。

 

ミハスの風景

ただの道なのに楽しくなります。

 

ミハスの風景

ミハスの風景

ミハスは山肌にある村で、坂が多いです。

 

ミハスの風景

ミハスの風景

ふとわき道を見ると、細い路地の向こうに地中海が広がっています。

 

ミハスの風景

主流は赤い花の鉢植えですが、白い壁には青や緑も素敵にマッチします。

 

ミハスの風景

坂、階段が多いのでバテないようにゆっくり進みます。

 

サン・セバスティアン通り

ミハスで最も美しい通り、サン・セバスティアン通りに戻ってきました。

 

サン・セバスティアン通り

サン・セバスティアン通りで坂の上から。

 

ミハスの風景

サン・セバスティアン通りの奥からさらに進むと、大量の鉢植えが飾られた家があって思わず目を引かれます。

 

ミハスの風景

どんどん上っていくと展望台に辿り着きます。

ミハスはもちろん、地中海まで見渡せて、さらにその先のアフリカ大陸もうっすら見えます。

 

ミハスの風景

ちょっと天気が悪くなってきたような。

 

ミハスの闘牛場

ミハスの闘牛場。

今は使われていませんが、4ユーロで見学できます。(2017年4月時点

 

闘牛場の客席

闘牛場の客席。

使われていないだけあって、廃墟感が漂います。

 

ミハスの闘牛場

世界一小さい闘牛場なんだとか。

しかも実際のフィールドに入ることもできます。

 

ミハスの風景

ミハスの風景

ミハスは山肌の村です。

山肌に貼りついて家が生えてきているかのようです。

 

ミハスのお土産屋さん

またまたお土産屋さん。

どうしてこんなに綺麗なんでしょうか。

 

ミハス観光概要

ミハスを歩いて感じたことをつらつら列挙してみます。

 

ミハスは小さな村です。

滞在時間としては、食事をしないなら2~3時間程度、食事込みで4時間程度がちょうどいいかと個人的には思います。

 

山肌の小さな村が観光名所になっているという点で、台湾の九份や、モロッコのシェフシャウエンに似ているところがあるような気がしました。

 

どこを見ても絵になる上に、確固たるメイン順路のようなものがないので、ちょっと迷いやすいです。

目印が少ない村なので、地図があっても頼りにならないかもしれません。

 

特に昼頃から観光客が増えたような気がしました。

のんびり楽しみたければ、朝早く来るか、いっそミハスに宿泊するかです。

 

レストランとお土産屋さんは多いので、その点はあまり困らないです。

 

天気がいいほうが、家の白い壁がより映えると思います。

ただし5月頃からもう十分暑くなるので、好天の日は水分補給を意識しましょう。

 

ミハスへの行き方

ミハスへ行く際は、フエンヒローラという町からバスに乗るのがポピュラーな行き方です。

 

フエンヒローラのバスターミナル

フエンヒローラのバスターミナルは、RENFE近郊線の駅から通り1本海側(東南東)に行ったところにあります。

 

列車でフエンヒローラに来た場合で説明します。

フエンヒローラの駅は地下にあり、改札は1か所です。

 

改札を出たら左にエスカレーター、右に階段があり、階段で地上に上がると正面にオブジェのあるロータリーに出ます。

フエンヒローラ

オブジェを正面に見て右の道路を渡り、そのままその方向に1ブロック進むとバスターミナルがあります。

 

フエンヒローラのバスターミナル

 

 

フエンヒローラのバスターミナル

バスターミナルを正面から見るとこんな感じ。

 

ミハス行きのバス

ミハス行きのバスは122番。

他のバスと少し離れた、バスターミナル正面の通りに止まります。

チケットはバスターミナルの切符売り場では買えず、運転手に直接支払います。

切符は1.55ユーロでした。(2017年4月時点)

 

ミハスまでは大体25分程度。

日中1時間に2本程度運行しています。

 

フエンヒローラへの行き方

ミハスへの中継地点となるフエンヒローラへの行き方も紹介します。

 

入り方としては、マラガからのRENFE近郊線か、アンダルシアの主要都市からPortillo社のバスのどちらかになるでしょう。

 

私の場合は列車で来ました。

ただし、マラガからではなく、マラガ空港から直接です。

RENFE近郊線C-1路線が、マラガとフエンヒローラを結んでいて、マラガ寄りに空港の駅があるのです。

 

飛行機の着陸時間は22:25着でした。

空港からフエンヒローラへの終電は23:42で、駅で20分程列車を待ったので、大体着陸から1時間ほどあれば列車に乗れるはずです。

 

列車利用の際の注意点としては、フエンヒローラ駅に到着しても特にアナウンスはありません。

さらに、駅にフエンヒローラを示す看板も見当たりませんでした。

 

フエンヒローラに着いたかどうかは、人の流れと車内の電光表示で判断しましょう。

人が降りたらすぐに、逆方面行きの人たちが乗ってきてわけがわからなくなるので、どちらかといえば電光表示の方が確実かもしれません。

 

さらに困ったことには、フエンヒローラの1つ手前の駅で、人がどっと降ります。

つられて間違えて降りてしまわないように気をつけましょう。

 

まとめ

スペインアンダルシア州の、有名な白い村、ミハスの風景と行き方を紹介しました。

行き方さえわかればお手軽に散策できる楽しい村です。

 

 

 

グラナダ空港へバスで行く方法【スペイン旅行記】

スペイン旅行をした際、グラナダ中心部からグラナダ空港へ移動する際、バスを利用しました。

バスの停留所がとてもわかりづらかったので、今後のグラナダ旅行者のために経験談を残します。

 

 

 

グラナダ空港へのアクセス

グラナダ空港のそばに鉄道駅は無いようで、空港とグラナダ中心部の移動の際は、タクシーかバスを利用することとなります。

料金で比較すると、タクシーだと22~27ユーロ程度かかると言われるところ、バスだと2.90ユーロでした。(2017年5月)

バスの方が圧倒的に安いので、バスを利用した次第です。

 

バスの停留所探し

事前調査

グラナダ空港行きのバス停留所の場所について、事前に地球の歩き方と、ネットで調べてみました。

地球の歩き方によると、カテドラル前に止まるようなことが書いてあります。

しかしネットで調べてみると、空港から市内へ向かうバスと、その逆のバスとでは停車場所が違うのだとか。

空港行きのバスの停留所は、カテドラル南方300メートルほどにあるホテル、カルメンの向かいあたりのようです。

ネットの方の情報を信じて、カルメンの方に行くことにしました。

 

停留所が見つからない問題

当日、カルメンのあたりに行ってみました。

ネットで写真の上がっていた場所と一致するところを見つけたのですが、見つかりません。

駐車禁止の看板の裏の分かりづらいところに時刻表があるという情報をもとに、慎重に探してみるもののやはり見つからない。

 

このままではタクシーを使うしかないのか。あわわわわ。

 

日差しも強かったので一時退散。別の方法を考えます。

 

日本語情報センターで聞き込み

グラナダには日本語情報センターという素晴らしい施設があります。

 

レイジェス・カトリコス通りのH&Mの右斜め前あたりの建物の3階です。

グラナダの日本語情報センター

 

名前の通り、当然日本語対応もしてもらえる、観光客向けのサービス施設ということで、ここで聞き込みすることにしました。

 

聞いてみたところ、停留所は結構場所が移動するようで、センターの人も正確には分からない様子。

グラン・ビア・デ・コロンの通り沿いの、カテドラル左斜め向かいあたりにあるということなので、そこに向かうことにしました。

もしかして最初から地球の歩き方を信じていればよかったのか?

 

カテドラル向かいで一安心

カテドラル前に行ってみたところ、柱に雑にくくりつけられたバスの時刻表があります。

グラナダ空港行きバスの時刻表

 

場所こそ違うものの、まさに事前にネットで見た通り!

しかも明らかに空港に向かうであろう、スーツケースを持った人たちがたくさんいます。

ここに違いない!

 

ちょっと不安な予感

停留所を見つけたもののちょっと気になる点がありました。

バスは空港の方向を考えると、おそらく南側からやってきます。

南側にはレイジェス・カトリコス通りという通りがあるのですが、その日は歩行者天国になっていました。

そのため、バスを待つこちらの通りも車がさっぱりやってきません。

バスはどうやってここに来るんだろうか・・・。

 

そんな不安を持ちつつ待っていたところ、車の流れが復活しました。

 

歩行者天国終わったんですか!もうバス来れるんですか!

やったーーー!

 

不安も解消し、あとはバスを待つばかり。

 

 

 

・・・・・・と、思うじゃん?

 

不安な予感的中

バスが来る頃になって、停留所周辺がざわざわし始めました。

アジア人が警察官を囲んで何かしら話しています。

不安を感じつつ、様子をうかがってみたところ、どうやらこの場所にバスは来ない模様。

やばいじゃん!!

 

アジア人大移動

警察官いわく、バスが来るのはもっと北の方、600メートルほど離れたトリウンフォ公園というところのそばらしい。

停留所で待っていた集団の大移動が始まりました。

 

なぜだか中国人・韓国人・日本人ばかりです。

 

アジア人はスペインに行くと情弱になってしまうということなんだろうか。

アジア人と欧米人では情報源が違うということなんだろうか。

 

そんなことを考えつつ、早歩きときどきダッシュ。

正確に場所を理解できたわけではないので、先行く集団を見失うわけにはいかない!

 

大移動する集団のほとんどはスーツケースをごろごろ引っ張っています。

グラナダの町中を、スーツケースをごろごろ言わせながらせかせかと歩いていくアジア人集団・・・。

一時的に景観を悪くしてしまったことでしょう。

サーセンサーセンと心の中で謝りながら移動します。

 

公園の前でバスを待つ

民族大移動が一段落し、公園前のバス停でバスを待ちます。

時刻表もないので不安でそわそわしています。

大移動を経験したことで、お互い他人どころか国籍も違うのに、謎の連帯感を感じる!

 

ついにバスが来て

5分か10分も待った頃でしょうか。

ついにバスが現れました!

AEROPUERTOと車体にでかでかと書いてあってとてもわかりやすいです。

 

反対側の車線に現れて、交差点をターンしてこっちにやってきます。

そして!

我々の前を通過していった!!!

 

っておーい・・・。

 

バスを追う

実はみんなで待っていた公園前のバス停は、通常の路線バス乗り場らしく、空港バスの停留所はまた別にある模様。

そんなわけで、バスは無情にも我々の前を通過していくのでした。

 

・・・じゃない!

バスを逃すまいと、誰からともなくバスに呼びかけます。

 

その甲斐あって、バスは少し先で止まってくれました。

というか、少し先にちゃんとした停留所があったようです。

 

帰国後にそのあたりをGoogleストリートビューで見てみると、確かに時刻表らしきものがついた標識があります。

Googleストリートビュー:グラナダ空港行きバス停留所らしき場所

 

ようやくバスに乗る

いくつか騒動を乗り越え、ようやくバスに乗れました。

 

妙な連帯感のおかげで、知らない人とも顔を見合わせて笑いあいます。

 

スペイン人のおばさん「ペラペラ(ニッコリ)」

ワイ「(ニッコリ)(何言ってるんやこいつ)」

 

多分、「間に合ってよかったわね」とか言ってたんでしょう。

 

グラナダ空港の様子

ついでなので、グラナダ空港の様子も紹介します。

 

空港についてバスを降りて最初の印象は「臭っ!」でした。

牛か馬でも飼っているのか、牧場のにおいがします。

そそくさと建物に入ってしまいましょう。

 

空港内はとても閑散としています。

グラナダ空港内の様子・セキュリティチェック前

 

写真だとちょっとにぎわっているように見えるかもしれませんが、これが空港のほぼすべてです。

後ろ側にはセキュリティチェックがあるだけです。

レストランやコンビニなんてありません。

 

夜9時という時間で、もうあとは飛行機1便のみという状態だからか、vueling便なのになぜかIBERIAの看板がついたカウンターでチェックインをさばいているという不思議現象が起きていました。

 

セキュリティチェックを通過した後の方は、お店が多いです。

ご飯も食べられます。

グラナダ空港内の様子・セキュリティチェック後

 

免税店もあって、お買い物ができます。

 

グラナダ空港を利用するならば、さっさとセキュリティチェックを受けて中に入ってしまうべきですね。

 

まとめ

グラナダ空港へバスで行くときの一番の問題は、バスの停留所がどこにあるのかよくわからないということです。

日本語情報センターの人ですらよくわからないようなので、怪しいと思ったら現地の人に聞きまくりましょう。

「アエロプエルト!アウトブス!」とか言ってればたぶん通じます。

 

 

 

グラナダ街歩き【スペイン旅行記】

スペイン・グラナダの体験談を、写真を交えつつ紹介します。

 

 

 

バル

グラナダで一番いい思い出になったのは、なんといってもバルです。

グラナダのバルでは、飲み物1杯につき、タパス1皿が無料でついてきます。

無料と侮るなかれ、比較するならば、日本の居酒屋のお通しを軽く超えるクオリティです。

 

例えばこんな感じ。

タパス

エビとアサリが出ました。

シンプルながらちょうどいい塩気があって、とてもおいしかったです。

 

基本的に着席せず立ったまま飲食を楽しむので、ハシゴするのもいいです。

数杯飲み物を頼んで、ついてくるタパスを完食すれば、昼食としては十分ですし、飲む量次第では、夕食にもなります。

グラナダに行ったら、普通のレストランに行っている場合ではないです。

 

1人で行ったら入りづらいかと思いきや、カウンターの後ろでうろちょろしていると、他のお客さんが気づいてスペースを空けてくれます。

スペインのおっちゃん優しい。

 

お店を外から見るとこんな感じ。

バル

これ、平日の昼間なんですよ。

グラナダ最高ですね。

 

こちらのお店は気が利いていて、店内でカメラを構えたら、店員の方が写真を撮ってくれました。

また、観光客と見抜いてか、タパスとしてスペイン名物パエリアを出してくれるのもよかったです。

パエリアは2人前以上の注文ということがよくあるので、1人だとちょっと食べづらい時があるのです。

 

ちなみにグラナダのあるアンダルシア地方の名物として、ガスパチョというトマトの冷製スープがありまして、こちらのお店ではそれをグラスで飲めるのですが、これは飲み物扱いではなく、タパスはついてきません。

 

バルは、街の中心部のヌエバ広場からカテドラルまでの間に集まっているようなので、そのあたりを散歩しつつ気になったお店に突入するのがおすすめです。

 

アルバイシンとサン・ニコラス展望台

街の中心部ヌエバ広場から北の方に坂を上っていくと、アルバイシンという地区があります。

ここには、サン・二コラス展望台というところがありまして、アルハンブラ宮殿を望むことができます。

 

その眺めはこんな感じです。

アルハンブラ宮殿

天気が良くて、青い空に赤いアルハンブラ宮殿が映えます。

 

逆に、アルハンブラ宮殿からサン・ニコラス展望台を見ると、こんな風に見えます。

サン・ニコラス展望台

サン・ニコラス展望台

結構な人気スポットで、人がうじゃうじゃいます。

 

案外、日本人やアジア人には人気が無いようで、アルハンブラ宮殿ではうっとうしさを感じるほどだった、中国人韓国人日本人の姿がほぼありませんでした。

アジア人がいないと異国感が増しますし、高いところで爽快感もあるので、日本人にとっては穴場スポットかもしれません。

 

行くのは若干大変です。

 

まず坂がきついです。

往復ともアルハンブラバスを使うか、行きはバスで帰りは徒歩というパターンがいいでしょう。

 

私の場合も、アルバイシン方面行きのバスにヌエバ広場から乗ろうと思いました。

しかし待てども待てどもバスは満員でずっと乗れず、あきらめて徒歩で挑戦。

結果、道に迷って必要以上に高いところまで上ってしまって、暑いわ疲れるわで大変でした。

 

途中までは割と順調で、ヌエバ広場から北に向かいつつ坂を上へ上へと上っていきます。

すると、急に人がたくさん集まっている広場に出ます。

広場

広場

結構高い場所にあるのが信じられないほどに賑わっています。

ここまで来れば展望台はもうすぐで、人の流れのある方に3分から5分も歩けば辿り着けます。

 

この場所に限らず言えるのですが、名所に行く際道が分からず、人に道を聞くこともできない状況では、人の流れに沿って移動しましょう。

そうすれば大体目的地に着きます。

変に自分の方向感覚を信じて、人の流れに逆らって寂れた方に移動すると大体失敗します。

広場に辿り着いてから展望台に到着するまで5分程度の距離なのに、逆方向に行ってしまって30分から1時間近く無駄にしてしまった自分が言うのだから間違いなし。

 

道に迷いながらようやく辿り着いた展望台はこんなところです。

サン・ニコラス展望台

サン・ニコラス展望台

アルハンブラ宮殿から見たほどのうじゃうじゃ感はありませんが、結構賑わっていますね。

 

みんな日影に収まっているあたりに、スペインの日差しの強さを感じさせます。

5月でも十分暑いですからね。

緯度やらタイムゾーンやらサマータイムやらの影響で、なかなか日が沈みません。

油断すると日焼けどころか熱中症になりかけます。

帽子や日焼け止めや水分補給が大事です。

 

高いところからの景色を堪能した後は、帰りはバスを利用して、カテドラル前で降りました。

それで気づいたのですが、サン・ニコラス展望台に行くC1のバスは、カテドラルで降りる人とカテドラルから乗車する人がたくさんいます。

カテドラルの次の停留所がヌエバ広場なわけで、ヌエバ広場でバスを待っていると、いつまでたっても満員のバスしか来ないわけですね。

C1バスに乗ってサン・ニコラス展望台に行くなら、カテドラルから乗車するのがおすすめです。

 

アルハンブラバス

ここまで何度か登場してきた、アルハンブラバスというものについて簡単に紹介します。

これはグラナダの街を走る小さなバスで、中心部からアルハンブラ宮殿アルバイシンやサン・ニコラス展望台を循環して走っています。

座席は10席ほどで立ち乗り含めて20人から30人乗り程度の大きさです。

 

グラナダは坂が多い上に、坂を上らないと行けない観光名所も多いので、お世話になることも多いと思います。

 

料金は通常1.2ユーロでした。(2017年5月時点)

停留所の看板には、バスのルートが書いてあり、下の方にもいろいろと役立つ情報が載っています。

 

この写真で見てみます。

アルハンブラバス時刻表

これはC4バスの情報で、始発が7時で終バスが22時です。

その下にあるのがバスの運行間隔で、この場合30分間隔でバスがやってきます。

時刻が3つ並んでいるのは、左から順に、平日・土曜日・日曜祝日なのですが、この看板ではすべて同じ運行スケジュールになっています。

右の方には運賃情報も載っています。

 

とかいろいろ書いてみましたが、アルハンブラバスについては遅れることもありますし、来ても満員で乗れないということもあるので、来たバスにに乗って1.2ユーロ払うということを覚えておくくらいの感覚でいいんじゃないかと思います。

 

まとめ

グラナダの街歩きの体験談を紹介しました。

なんといってもバルですよ!

 

 

 

セビリアで闘牛観戦【スペイン旅行記】

闘牛

スペインのセビリアで闘牛観戦をしてきました。

これからセビリアへ行く人や、闘牛観戦を予定している人のためも兼ねた旅行記です。

なお、情報は現地時間で2017年5月1日月曜日の出来事に基づいています。

 

 

 

チケットの予約

観光案内所で闘牛観戦の予約

闘牛を観戦するなら予約するのが無難でしょう。

いろいろと手段はあるはずですが、観光案内所で予約するのがお手軽です。

観光案内所はカテドラルのある町の中心に多くあり、ほかに鉄道駅やバスターミナルも含めて、8か所あります。

 

セビリアの観光案内所は結構使いやすい印象です。

当初は闘牛観戦の予定がなく、地図をもらいに行っただけだったのですが、その場で闘牛観戦やフラメンコ鑑賞についても案内してもらえました。

セビリアでノープランならとりあえず観光案内所に行くというのもいいと思います。

 

ちなみに、地図は無料ではなく、1ユーロでの販売品でした。

地図は英語と中国語併記です。

アジア人なので中国人と間違えられたのかと思いましたが、英語と中国語の併記が標準のようです。

中国人は世界中の観光地でマジョリティーになりつつありますね。

 

闘牛の開催日と開催時間

闘牛の開催について、こんな事前情報を得ていました。

 

セビリアにいたのが月曜日だったので、当初は闘牛を予定に入れていなかったのです。

しかしちょうど5月1日のメーデーで祝日だったので、試しに観光案内所に行ってみたところ、その日は開催していました。

翌日5月2日火曜日は祝日でもない普通の平日なのですが、その日も開催予定があったので、実際のところ日曜以外に開催されることも割とあるようです。

 

開始時間は18時30分で、この日でいえば日没3時間ほど前にあたり、意外と早い時間でした。

 

夏のスペインの時間間隔

脱線しますが、5月のスペインでは、日没は夜9時を過ぎます。

これにはいくつか理由があります。

 

そんなわけで、太陽の動きに対して、時計が2時間ほどすすんでいる感覚です。

朝は7時ごろに夜が明け、昼2時頃に太陽が一番高くなり、日没が夜9時過ぎ。

夜遅い時間まで外が明るいので、時間間隔は狂いますが、観光はとてもしやすいです。

 

 

さらに脱線しますが、スペインはイギリスとほぼ同じ経度上にあります。

イギリスの南にフランスがあって、その西にスペインという形でイメージしていたので、地図で眺めた時に個人的にはちょっと意外でした。

 

イギリスはサマータイムはあるものの基本的には自国の地理に合わせたタイムゾーンに所属しています。

一方でスペインはイギリスとほぼ同じ経度にありながら、ヨーロッパの多くで使われている中央ヨーロッパタイムゾーンに所属しています。

やたらに他国に合わせないイギリスには、かつて世界の覇権をとったプライドのようなものを感じつつ、空気読めよなんて思ったり。

かといって他国に合わせたスペインの方は、タイムゾーンに無理があるような気がしないでもない。

所属しているタイムゾーンから国の個性がちょっと見えるという話でした。

 

闘牛観戦予約の締め切り時間

今回、闘牛観戦を思い立ったのは本当に直前のことでした。

闘牛開始時間も分からないまま、観光案内所に行ったところ、すでに開始の15分前になっていて、予約は締め切られていました。

闘牛を見るならば計画的に動きましょう。

 

チケットの当日購入

予約なしでの闘牛観戦

予約が締め切られていたことを知った私は、闘牛場の現地でチケットを購入することにしました。

現地でどうすれば買えるかもわからないまま、とりあえず突撃であります。

自分としては珍しい謎の行動力を発揮しましたが、そもそももっと計画的に動けよという話です。

 

 

とりあえず闘牛場へ

チケット購入のため、とりあえず闘牛場へ向かいます。

救済病院の裏の観光案内所から地図も見ずに人通りのある方向に歩いてみたら、奇跡的に迷わず闘牛場に辿り着きました。

 

着いたのは東側。

闘牛場に入っていく人の流れはあるものの、ここでチケットは売っていないようです。

そこからチケット売り場を探して、闘牛場の外壁に沿って左に回っていきます。

 

チケット売り場探し

係員のいるゲートに辿り着いたので、チケット売り場の場所を英語で聞いてみました。

するとまさかの英語が通じない問題発生。

ヨーロッパでありながら英語が通じないなんて、スペインは恐ろしい場所です。

 

(日本のことは棚に上げます。)

スペイン語勉強してからスペインに行けという考えも棚に上げます。)

 

こっちもスペイン語は分からないのですが、チケット売り場に辿り着けなければどうしようもありません。

「チケット」という単語と、右か左か指さしで尋ねて、チケット売り場の方向だけは分かりました。

さらに闘牛場外壁にそって進みます。

 

そんなことを繰り返しながら闘牛場を半周以上し、ようやくチケット売り場に辿り着きました。

闘牛場の南西側、クリストバル・コロン通りに面した側にチケット売り場はあります。

 

チケット売り場

チケット売り場付近は、闘牛場の正面入り口に相当するのか、テレビのインタビューらしきものも行われていて、にぎやかでお祭り気分があって楽しいです。

それを横目に、急いでチケット売り場に突入。

 

チケット売り場は激混みな上に、列がカオスです。

窓口は8-10個ほどありました。2つの窓口ごとに鉄柵で仕切られた3つのレーンがあります。

本来の用途としてはおそらく、購入用の列として外側2レーンと、購入した人が外にでるための内側1レーンという構成なのでしょう。

ですが実際には、列を整理する係員もおらず、退場用のレーンにも人が群がっています。

1つの窓口に対し列が2つ存在することになるので、放っておくといつまでもチケットが買えません。

なんとなく譲り合って交互に進むようなムードもありますが、抜かされそうになった時には、突っ込んでいって主張する覚悟もいるかもしれません。

 

チケット購入

闘牛はスペインの国技です。

観光資源として力を入れているのかと思いきや、意外とチケット売り場でも英語が通じません。

唯一、「ソンブレ」(日影席)というスペイン語を発して、後は英語と身振り手振り、予約画面の指さしでコミュニケーションをとりました。

こんなので意外とチケット購入できてしまうのも海外旅行の楽しいところです。

 

日なた席の方が安いのですが、スペインは5月でも日差しが強く、帽子も持っていなくて、熱中症なんかの恐れがあったので日影にしました。

日影席のかなり外側で75ユーロなり。日本円でいうと9000円くらいでした。

 

 

実際に買ったチケットがこちら。

闘牛チケット

 

闘牛場へ入場 

チケットには入場用のゲート番号やら、席番号やらいろいろと記載されています。

その場で読み解けた範囲では、上段右のPUERTAというのが、ゲート番号を示している模様。

スペイン語が使えなくても、適当なゲートでチケットを見せれば、方向を指で示してくれるのでなんとかなります。

座席番号も実際どこなのかわかりませんでしたが、係員の人にチケットを見せたところ案内してもらえました。

自分の席にはちょうど他の人が間違って座っていたので、ついでにその人をどかしてもらえて大助かりです。

 

闘牛観戦

なんとか闘牛場に辿り着き、チケットも買えて、席にも辿り着けて、いよいよ闘牛観戦開始です。

闘牛場内

闘牛場内

闘牛場内はこんな感じ。

かなり広い闘牛場が満員で盛り上がっています。

柱が邪魔なのは、外側の高い所にある席だから仕方ないですね。

 

日影席は涼しくて快適でした。

観戦して気づきましたが、闘牛士への掛け声は日なた席の方から発せられている気がします。

野球でいうところの外野席にあたる、熱心なファンの多い席なのでしょうか。

 

写真の中で時計は7時を示していますが、朝の7時というわけでなく、時計が狂っているわけでもありません。

5月のスペインの午後7時はこんなに明るいのです。

 

闘牛開始

時間になっても特にアナウンスはありませんでした。

始まる頃に自然に場内が静まって、気づいたら闘牛が始まっているというような感じです。

闘牛は6試合あります。

3チームが2回ずつの演技という構成で、1回が20-30分程度で、全部で2時間30分ほどかかります。

 

闘牛のイメージというと、牛と闘牛士の1対1をイメージするのですが、そんなことはありませんでした。

それぞれの役割を持った人たちが交代で出てきて牛を弱らせてとどめを刺します。

 

助手の出番

闘牛士の助手

闘牛士の助手

まず最初は助手の出番です。

黄色とピンクの布に向かった突進を繰り返させます。

この間に、最後に登場するマタドール(闘牛士)が牛のスピードや癖を見抜くのだとか。

登場したてで牛も元気で、ひらりひらりと突進をかわす様子は、イメージしていた闘牛に一番近いです。

 

ピカドールの出番

ピカドール

ピカドール

次に馬に乗って槍をもったピカドール(槍方)が登場します。

銅板のようなものを装備した馬にまたがり、馬上から槍で牛を突いて弱らせる役割です。

実は闘牛士以上に危険なように見えます。

なにしろまだ牛も元気ですし、馬上だと安定しないですし。

 

さらにいえば、馬の銅板がぱっと見、段ボールガンダムとかを彷彿とさせるようなチープな作りで、角が貫通しちゃうんじゃないかとか、馬がひっくり返るんじゃないかとか、初見だとひやひやします。

ちなみに馬の左側はこんな風にがら空きです。

ピカドール

 

パンデリーリョの出番

パンデリーリョ

パンデリーリョ

次にパンデリーリョ(銛旗士)が登場します。

突進してくる牛をかわしながら、2本の短い銛を3回、計6本を牛の背中に打つ役割です。

両手に銛を持つ都合上、牛の気をそらすためのマントが無いので、この役割もなかなか危険だと思います。

 

牛の突進をかわした後、その方向を制御するために、黄色とピンクの布を持った助手が再び待機します。

牛がパンデリーリョの方に向かわず、最初から助手の方に向かってしまうハプニングもしばしば。

 

マタドールの出番

マタドール

マタドール

最後にいよいよマタドールが登場します。

これが本当の意味で闘牛士というものです。

赤い布と剣を持って登場し、牛にとどめを刺す役割です。

 

もうすでに牛は弱っていて、突進にスピードも距離も無く、イメージしているような迫力は感じられません。

猛スピードで直線的に突っ込んでくる牛をひらりひらりとかわす姿をイメージしていたのですが、実際には瀕死の牛が1-2メートルほど突進し、赤い布を追ってマタドールの周りをぐるぐる回ります。

 

とどめを刺す瞬間が一番の見せ場ですが、しっかりと急所に刺さらないと牛が吐血してしまいます。

これは美学に反するとのことで、実際に吐血の現場を見てみると、確かに見せ物として美しくありませんでした。

 

とどめを刺された牛はその場で倒れます。

その後、助手がつついて死亡確認をした後、馬に引きずられて出ていきます。

さながら市中引き回しのイメージです。

結構残酷なシーンなので、写真のアップは自重。

 

まとめ

普段イメージしている闘牛と、実際に生で見る闘牛は、結構違っていたのが驚きでした。

 

バルセロナのあるカタルーニャ州では闘牛が禁止されています。

確かに闘牛を実際みたら、動物愛護団体でなくても禁止したくなるかもしれない残酷な部分があります。

いつか見られなくなるかもしれないので、行くなら早い方がいいでしょう。