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とら紀行

雑記ブログのとら紀行です。海外旅行が好き。不動産投資が副業。節約や映画もときどき。

【書籍レビュー】老後破産したくなければいますぐ「都市型新築アパート」に投資しなさい

不動産投資の勉強のため、このような本を読んでみました。

備忘録の意味も兼ねてレビューを残します。

 

 

 

基本的なスタンス

この本で紹介されている基本的な投資法は以下の通りです。

  • 築年数:新築
  • エリア:都市部(特に都内・23区)
  • 構造:木造
  • 資金調達:融資
  • 業態:兼業

 

5年で1億円

5ページに以下の記述があります。

「5年で1億円の老後資産をつくる不動産投資法があったら、知りたいですか?」 

 この本は、5年で1億円の老後資産をつくる方法を教えてくれる本のようです。

「老後資産」の定義が不明ですが、そのあとの11ページに以下の記述があります。

さあ、次のページを開いた瞬間から、「5年で現金資産1億円を築くためのロードマップ」の全貌が明らかになります。

先の記述と合わせると、「老後資産」とは現金資産のことを指すようです。

具体的な方法は本のタイトルにもある通りで、都市型新築アパートに投資することです。

この具体的な収支は119-120ページに載っています。

キャッシュフローは月33.4万円となり、年間にして約400万円の黒字になっています。

年間400万円の黒字だと5年では2000万円の黒字で、5年で1億円には全然届かないです。

このような数値を載せている理由がわかりません。

 

キャピタルゲイン

26ページに以下の記述があります。

これまでのサラリーマン投資家は、インカムゲインを得るために不動産投資を行ってきました。それが、投資ではなく投機、つまり不動産の転売によるキャピタルゲイン狙いへと移ってきています。

これは、いわゆる賃貸業を生業とする私たち不動産投資家とは、まったく違う目線です。

不動産投資家は、キャピタルゲインではなくインカムゲインを狙えと言っているようです。

しかしその後の39-40ページに、いまの都市型新築アパートがいい理由として以下の記述があります。

まず見出しとしてこれ。

理由④ 大きなキャピタルゲイン(売却利益)が見込める

そして本文にこれ。

少なくとも東京都内は土地の値上がりが見込めますから、値上がった分の売却益が得られることが予想できます。

キャピタルゲインを狙っちゃってますね。

どうしろと言うのでしょう。

 

不労所得

128ページに下記の記述があります。

賃貸経営は入居者がいるかぎり、家賃という決まった「不労所得」が毎月得られる、収支の安定したビジネスモデルなのです。

一方188ページには下記の記述があります。

ロバート・キヨサキ氏は本の中で、「お金に働かせる」という考えを繰り返し説き、不動産投資によって「不労所得を得る」ことを推奨していました。しかし、こと日本での再現性については、正直、私は疑問に感じざるをえません。

不労所得を称賛したり否定したり、はっきりしないです。

 

総括

主張している内容に一貫性が感じられず、その場その場で都合のいいことを言っているように感じます。

あまり信用できない印象です。