とら紀行

雑記ブログのとら紀行です。海外旅行が好き。不動産投資が副業。節約や映画もときどき。

【書籍レビュー】<改訂新版>"水戸大家"式本当にお金が稼げる不動産投資術

この本を読みました。

著者のメルマガの内容も踏まえて、本の内容について考えてみました。

 

 

 

セミリタイア志望者には非推奨の物件がメルマガ広告に載っていることについて

75ページの記述。

今ならわかりますが、地方で利回り10%程度の投資を繰り返しても、セミリタイアという目標には届きません。

地方というのがどの程度の地域のことなのかわからないですが、この著者のメルマガで最近紹介されている物件の中には、利回り10%未満の物件が結構ある印象です。

そしてどちらかというとそのような物件は地方物件です。

本の執筆当時と市況が変わらないのであれば、メルマガで紹介されるレベルの物件を購入していてはセミリタイアには届きません。

セミリタイアを目指す人のための業者ではないようです。

 

メルマガについて好意的な解釈をするために

本の中では推奨していない物件をメルマガで紹介している理由を、好意的に解釈することについても、考えてみます。

解釈にあたっては、この著者がメルマガで主張している考え方の理解が役立ちます。

 

著者のメルマガ内での主張

この著者はメルマガの中で以下のようなことをよく主張しています。

それは、融資が厳しくなる前に不動産を購入して融資実績を作っておき、いざ融資が厳しくなったらその実績を信用として融資を得るという考え方です。

融資が厳しくなってくると、物件を買える人が少なくなるので不動産が値下がりします。

そのような状況でも融資実績という信用があればさらに融資を得ることができるので、結果として値下がりしたお得な不動産を買い進めることができるというものです。

 

メルマガに低利回り物件を掲載する理由

上記の考え方を念頭においたうえで好意的に解釈します。

この著者がメルマガに低利回り物件を掲載する理由は、融資がまだ緩い今のうちに購入しやすい不動産を買うことで、金融機関からの信用づくりに役立ててもらうためです。

 

メルマガ物件が役立つための条件

上記戦略が成立するためには、以下の条件が必要です。

  • 今後融資が厳しくなる。
  • 融資が厳しくなった状況で既存の融資実績が信用となる。

前者については、融資にある程度波があることから納得できますが、後者については他であまり見ない主張なので、裏付けがほしいところです。

 

総評

不動産投資についてまずは融資ありきとしている考え方には共感できます。

ここではあえて好意的に解釈しましたが、本とメルマガとで主張がずれているように感じられるので、この著者を信用するかどうかはよく考えた方がいいと思います。