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とら紀行

雑記ブログのとら紀行です。海外旅行が好き。不動産投資が副業。節約や映画もときどき。

寅さん映画の楽しみ方~満男の成長を楽しむ~

映画

男はつらいよ」という映画シリーズをご存知でしょうか。

名前を聞いたことがあっても、実際観たことのある人は少ないかもしれません。

なかなか観るきっかけもないと思いますが、実際観てみると面白い映画で、いろいろな楽しみ方もできるので、紹介してみます。

今回は、満男の成長を楽しむというものです。

人情ものなのでネタばれとかを気にする必要もあまりないと思いますが、もし気にする人はここで引き返してください。

 

男はつらいよ」とは

まず、簡単に「男はつらいよ」という映画シリーズについて紹介します。

この映画は、渥美清が演じる車寅次郎、通称寅さんを主役にした人情ものです。

 

大体のストーリはいつも同じでこんな感じ。

決まった家を持たずに日本中をふらふら旅する寅さんが、ふとした拍子に故郷の葛飾柴又に帰ってきては、家族と喧嘩をしたり、ヒロインに惚れたり、失恋したり、家族と仲直りしたりして、最終的にまたあてのない旅に出ていくというパターンです。

 

1969年から1997年の約30年に渡って作られ続けた映画シリーズなのですが、この映画は全部で49本あります。

こんなに多くのタイトルがある映画シリーズって他にあるんでしょうか。

 

サザエさん方式で同じ時間をループするのではなく、時代に合わせて劇中の登場人物も変わっていきます。

今回紹介する、満男の成長というのもこれに関連します。

 

満男とは

満男の成長というからには、まず満男について紹介が必要でしょう。

満男というのは、寅さんの腹違いの妹さくらと、その夫である諏訪博との間に生まれた一人息子で、寅さんから見れば甥にあたる人物です。

長いシリーズ映画ということもあって、時期によって3代目まで役者が変わります。

 

満男誕生まで

寅さん映画のスタート時点では、満男はまだ生まれていません。

それどころか満男の母であるさくらと、父である博の交際もまだ始まっていません。

さくらと博が結婚に至るまでというのが、第1作目の見どころの1つです。

2人はめでたく結婚して、一人息子の満男を授かります。

ここまでが第1作目のできごと。

展開早いですね。

 

満男幼年期・少年期

第1作目で生まれた満男はすくすくと成長していきます。

初めのうちは赤ちゃんなので何もしないのですが、徐々に喋るようになったり、小学生になるころの23作目では、その作文がストーリー展開のきっかけになったりします。

27作目以降は役者が吉岡秀隆に変わりますが、個人的には満男といえば吉岡秀隆のイメージです。

 

満男青年期

42作目からが寅さん映画における満男の真骨頂だと思います。

42作目のサブタイトルは「ぼくの伯父さん」。

「ぼく」というのは、満男のことを指しているわけで、主観が満男に移っているとも言えます。

ここからしばらくの寅さん映画は満男編ともいうべき展開で、今まで女性に振られるのは寅さんの専売特許だったところ、満男の不器用な恋愛が描かれるようになります。

あの赤ん坊だった満男がいっちょまえの恋愛をするようになるあたり、フィクションとはいえ人の成長を見られるという点でとても面白いです。

いつも不器用な恋愛になってしまうのは、寅さんに似てしまったんですね。

そんなところも楽しめます。

 

世界最長の映画シリーズならではの面白さ

今、調べてみたところ、寅さんは世界最長の映画シリーズとしてギネスブックに認定されているそうです。

こんな長い映画だからこそ楽しめる、満男という1人の人間のリアルな成長。

寅さん映画においてはレギュラーとはいえ脇役ではありますが、満男に注目した見方も面白いと思います。